あん摩マッサージ指圧師は、その名の通りあん摩やマッサージ、指圧などを行う専門家です。これらは民間療法としてのイメージが強いのですが、法律上は資格職として認定されており、国家資格(免許)を取得しなければ業務に従事することはできません。一般には「マッサージ師」の名称で知られています。

a0002_003964

■あん摩マッサージ指圧師になるには

あん摩マッサージ指圧師になるためには、国の指定した養成機関(専門学校、大学)に通い、3年以上の期間に渡り専門的なカリキュラムを学ぶ必要があります。視覚障害者に向けて盲学校でも資格取得のための授業が実施されています。卒業後、年に一度実施される国家試験に合格することで資格が付与されます。

■就職先は

マッサージ院、スポーツジムなどに就職します。開業して個人でクリニックを経営する方もいるようですね。関連資格(鍼や灸)を取得すれば、より広範な施術を行うことができるので、就職先の選択肢も広がります。はり師、きゅう師の国家資格を併せ持つ人のことを「鍼灸マッサージ師」といいます。養成機関の中にはこれら3つの国家資格を同時取得するためのカリキュラムを組んでいるところもあります。美や健康に意識がある人に人気の仕事先です。

■資格取得は難しい?

例年、国家試験の合格率は8割以上なので、必要な学習さえ怠らなければほぼ確実に資格を取得することができるでしょう。試験内容は筆記のみで、実技試験は行われません。視覚障害者は点字や拡大文字による受験が認められています。

思春期カウンセラーを目指すなら

思春期カウンセラーは、思春期を迎えた若者、およびその家族に対してカウンセリングを行う仕事です。民間資格の一つで、専門職としては存在しません。教諭や児童相談所の相談員などが知識を深める目的で資格を取得するケースが多いようです。

■思春期カウンセラーになるには

青少年健康センター(社団法人)の主催する講座を受講、修了することで資格が付与されます。講座は前・中・後期、各期12回(計36回)に渡り開講されます。春期と夏期には研修のための合宿も行われ、2年間の基礎コースを修了すると研究科コースに進学することが可能です。

■資格取得は難しい?

資格試験はありませんが、最低でも2年間に渡り定期的に講座を受講しなくてはなりません。年間約30万円程度の受講料が必要になります。ただ授業に参加していればいいというわけではなく、最低限の予習・復習は求められる講座なので、目的意識なしに参加するのは控えた方がよいでしょう。

■就職先は

思春期カウンセラーを募集している求人はほとんどありません。教育機関や福祉機関など、教諭や相談員が働きながら資格を取得する、というケースが多いようです。有資格者であることが就職に有利に働くということはあまり期待できないでしょう。ステータスとしてではなく、あくまで知識を深める目的で取得すべき資格だといえます。ただ、講座で学ぶ内容には有意義なものも多いので、民間資格としては教育現場における評価もかなり高いようです。